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すきまゲージ
すきまゲージ(英: feeler gauge)は、リーフと呼ばれる薄い金属板をすきまに挿入し、そのすきまの寸法を測定するための工具である。シクネスゲージ、シックネスゲージ (thickness gauge) などとも呼ばれるが、この名称は物体の厚さ (thickness) を測定するための工具に対しても用いられる。 ==構造==
すきまを測定する工具は他にノギスやテーパゲージなどがあるが、それらでは測定できない狭いすきまであっても正確に寸法を測定する工具としてすきまゲージがある。 すきまゲージの一枚一枚をリーフという。すきまゲージは日本工業規格 (JIS) によって規格化されており、狭義のすきまゲージとは一枚のリーフを指す。リーフは一般に金属製で、材質上、互いに平行な面同士が向き合うすきまには適しているが、曲面やひび割れた面などのような粗い面には適していない。リーフは一枚ずつ単品でも入手できるほか、厚さの異なる何枚かのリーフを止め金でまとめ、ケースに収めた組合わせすきまゲージとしても市販されている。 リーフは先端の形状により2種類ある。先端が円いものをA形、とがっているものをB形という。リーフの厚さは0.01ミリメートルから、1ミリメートル程度。リーフの長さは7.5、10、15、20、30センチメートルのものがあり、場面や用途によって使い分ける。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「すきまゲージ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Feeler gauge 」があります。
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