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原口統三 : ウィキペディア日本語版
原口統三[はらぐち とうぞう]

原口 統三(はらぐち とうぞう、1927年1月14日 - 1946年10月25日)は、日本の詩人。『二十歳のエチュード』の著者として知られる。
== 略歴 ==
朝鮮半島の京城府(現在のソウル)生まれ。大連一中を経た後、旧満州国の所々を転々として第一高等学校文科に入学。この間の流転が彼の精神に深く影響を与えた。一高入学後は上級生である清岡卓行のほか、橋本一明中村稔と親交を結び、ランボーに傾倒する。寄宿寮内では眉目秀麗な秀才詩人として有名であったが、フランス会や文芸部の2, 3の友人を除き交友もほとんどなく孤独であったという。一高在学中には、校内誌などに「海に眠る日」などの詩を発表していたが、終戦前に校内誌に掲載予定であった「暁の死者」「忘却の彼方へ」の2篇の詩は、印刷所が空襲を受けた際に焼失した〔。
一高3年在学中の1946年10月2日に自殺未遂、10月25日逗子海岸で入水自殺を遂げた。生前に執筆していた『二十歳のエチュード』が、橋本一明によって死後編集され、1948年に遺著として刊行された〔「時代の証言者 詩と法律 中村稔 8」『読売新聞』朝刊 2012年11月1日、13版 11面〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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