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原始惑星状星雲[げんしわくせいじょうせいうん]
原始惑星状星雲 (protoplanetary nebula、PPN)は、中質量の恒星(1-8 M☉)の一生のうち最後から2番目にあたる段階で、漸近巨星分枝の後期から惑星状星雲へと進化する途中の天体である。原始惑星状星雲は赤外線を強く放射する。 ==名称の由来== 原始惑星状星雲は原始惑星系円盤(protoplanetary disk)としばしば混同される名称であるが、これらはまったく異なる天体である。原始惑星状星雲とは『''惑星状星雲''の原始的な段階』という意味である。惑星状星雲という名は、この種の天体を観測した過去の天文学者が天王星や海王星のような惑星に似た姿をしているということからつけられたものである。この混同を避けるため、は英語名称として''preplanetary nebula''という名前を提唱した。この進化段階にある天体はpost-AGB星とも呼ばれるが、この場合は星周物質を電離しないやや低質量の恒星も含まれる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「原始惑星状星雲」の詳細全文を読む
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