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原子核崩壊図(げんしかくほうかいず)とは、原子核が崩壊する際の崩壊モードや崩壊エネルギーを図で示したものである。崩壊モードには、核種が変わるアルファ崩壊、ベータ崩壊や、ガンマ線を放出するガンマ崩壊などがある。 崩壊する原子核が半数になるまで崩壊する時間を半減期、1/e(ネイピア数分の1)になるまでの時間を寿命と呼ぶ。崩壊を起こす核を不安定核、起こさない核(もしくは太陽系の年齢より十分長い寿命を持つ核)を安定核という。 原子核崩壊図には、まず核種(核記号とその左上に質量数、左下に陽子数)が書かれ、そのすぐ上に寿命が、更にすぐ下に崩壊モードが書かれている。 L字型の矢印は崩壊後に遷移される励起状態とその遷移確率が明記されている。その各励起状態を表す横線の左端にはスピンパリティが、右端には状態エネルギーがMeVの単位で書かれている。 縦に長い矢印は各励起状態からガンマ崩壊を起こして基底状態(一番下)にいくまでの経路である。それぞれには遷移確率とその時に放出するガンマ線のエネルギーが書かれている。 == 関連項目 == *放射能 *放射線 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「原子核崩壊図」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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