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ワッフル ワッフル(英語:waffle、オランダ語:wafel、フランス語:gaufre)は、焼き菓子の一種。本来は小麦粉、鶏卵、バター、牛乳、砂糖、イーストなどを混ぜ、醗酵させて作った生地を、格子模様などを刻んだ2枚の鉄板(ワッフル型)に挟んで焼き上げた菓子である。ベルギーの首都ブリュッセルやリエージュのものが有名であり、「ベルギーワッフル」とも呼ばれる。 == 概説 == 原型は古代ギリシャの「オベリオス(パンの総称)」で、宣教師によってヨーロッパ各地に伝わっていった〔猫井登 『お菓子の由来物語』 幻冬舎ルネッサンス 2008年(平成20年) ISBN 978-4779003165〕。スポンジケーキのようにふわふわしたものから、パンのようにもちもちしたもの、ビスケットのようにカリッとしたものまで様々あり、温かいうちにジャムやホイップクリーム、メープルシロップなどをつけたり、フルーツを添えて食べる。アメリカ合衆国では醗酵時間を節約するため、イーストの代わりに重曹とベーキングパウダーで膨らませることが多い。間食として食べるほか、朝食として供される場合もある。 日本では、円形または楕円形に焼いたスポンジ生地に、カスタードクリームなどをのせ、柏餅のように2つ折りにしたものや、サンドイッチ状にしたものもワッフルと呼ばれる。クリームを入れたのは1904年(明治37年)にクリームパンを発売し、好評を得てワッフルにも入れる試みをした新宿中村屋とされる〔菊地武顕『あのメニューが生まれた店』34頁 平凡社〕。スーパーやコンビニエンスストアで販売されているほか、ワッフル専門店も存在する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワッフル」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Waffle 」があります。
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