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ママ (引用)
ママあるいはままとは編集用語において「原文の儘 (まま) 引用」を略記する際に用いる記号。わかりやすく「原文ママ」の表記も見られる。亀甲括弧 () をともなって「〔ママ〕」とするのがもっとも厳密で読み手に誤解を与えない表示の方法である。 文章中、縦書き・縦組みなら右横に、横書き・横組みなら上にルビとして配置する。引用文中の誤字と見られる表記や文脈に一致しない文章などがあっても、訂正せずそのまま載せる場合に使う。読み手に対して、著者・編者が見のがした誤植等ではないこと、あるいは全体の引用規則に従って引用したことなどを意思表示する。「原文ノママ」と表記するのは江戸期の筆写本の時代から習慣として見られ、活字本が登場してからも〔ママ〕という表示が存続したものである。 西洋の文書では同じ意味で (''sic'') または と書く。ラテン語で「かくのごとし」(このとおり)の意味の語である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ママ (引用)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sic 」があります。
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