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原爆体験記 : ウィキペディア日本語版
原爆体験記[げんばくたいけんき]
原爆体験記(げんばくたいけんき)とは、1945年8月の広島および長崎での被爆体験を記した文章、もしくは文集。
主要な「原爆体験記」としては、以下のようなものがある(なお直接体験者による記録に限定し、体験者の著作であっても小説などのフィクションは含まない。出版情報は初版に限定)。
*原爆の子〜広島の少年少女のうったえ - 広島で被爆した小学生中学生高校生を中心とする少年少女の体験文集。教育学者・長田新の編集により1951年岩波書店より刊行された。
*原爆体験記 - 広島で被爆した市民19名の体験文集。広島市により1950年に印刷されたが公刊されず、1965年になって朝日新聞社から初めて刊行された。
*絶後の記録 - 広島で被爆した国文学者広島文理科大学教授)・小倉豊文の体験記。1949年に中央社から初版が刊行。被爆死した妻への私信という形態で体験が語られている。
*ヒロシマ日記 - 広島で被爆した広島逓信病院院長・蜂谷道彦による被爆と被爆者医療の記録。1955年に朝日新聞社より刊行された。被爆後56日の状況が日録の形で綴られている。
*広島 昭和二十年 - 広島で被爆した中国新聞記者・大佐古一郎による1945年の日録の形を取った体験記。1975年中公新書の一冊として刊行された。戦争末期から被爆を経て敗戦直後の広島の状況が記述されている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「原爆体験記」の詳細全文を読む



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