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原爆慰霊碑破損事件[げんばくいれいひはそんじけん]
原爆慰霊碑破損事件(げんばくいれいひはそんじけん)は、2005年(平成17年)7月26日に発生した、広島県広島市の広島平和記念公園内にある原爆死没者慰霊碑の破損事件である。 == 事件の概略 == 2005年7月26日午後10時55分ごろ、原爆慰霊碑の中央に安置された碑文のうち、「過ちは」の部分だけが削るかのように十数カ所にわたり、ハンマーと鑿で傷つけられた。広島市の警備員が公園に設置されていたセンサーと監視カメラから事の次第に気付き、直ちに警察に通報した。 通報直後の午後11時10分頃、犯人が広島県警広島中央警察署に犯行に使った道具を持参して出頭し、監視カメラの映像から犯行が明らかであるとして、直ちに逮捕された。被疑者は広島市西区の右翼団体「誠臣塾」(構成員10名)の構成員で安佐南区に住む27歳の男であった。動機として「過ちを犯したのはアメリカで慰霊碑の『過ち』という文言が気に入らなかった。一人でやった」と供述した〔『中国新聞』 2005年7月28日朝刊〕。そのため、主語に日本人が含まれるのはおかしいとして、被爆60周年を直前に控えたこの時期に犯行に及んだものであった。また、犯行声明文を広島県内のマスコミ各社に郵送していたことも判明した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「原爆慰霊碑破損事件」の詳細全文を読む
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