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原生粘菌 : ウィキペディア日本語版
原生粘菌[げんせいねばきん]

原生粘菌 ()、あるいはプロトステリウム目は、アメーバ状の変形体を持ち、小さな子実体胞子を作る微生物である。プロトステリウム類とも言われる。
== 特徴 ==
原生粘菌は、20世紀半ばに発見された新しい群である。栄養体は多核のアメーバ状であり、子実体を形成することなどで変形菌類に似るが、ごく小型で、子実体の構造に異なった点が多く、別個の群と考えられた。
子実体はごく簡単な構造で、管状で非細胞性の柄の先に一個ないし四個の胞子が乗るだけのものである。その高さは0.5mmに達しない。胞子は単核または多核。胞子が好適な場所に付着すると、発芽してアメーバ状となる。胞子の発芽の際に鞭毛細胞を生じるものも知られる。この栄養体は微生物を食べて成長し、種によっては網状で多核の変形体に成長する。変形体が成長すると、断裂してそれぞれに子実体となる。
有性生殖は知られていない。
一般に植物体の上の枯れた部分、枯れた花や果実、樹皮の上などから見つかる。土壌から発見されることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「原生粘菌」の詳細全文を読む



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