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原田 康子(はらだ やすこ、1928年1月12日 - 2009年10月20日〔作家の原田康子さん死去 小説「挽歌」「海霧」など 〕)は日本の小説家である。本名は佐々木康子(旧姓:原田)〔「原田康子さん死去:作家:『挽歌』ベストセラー81歳」 毎日新聞 2009年10月22日、14版、29面。〕。 == 来歴・人物 == 東京都生まれ、北海道釧路市出身。市立釧路高等女学校(現・北海道釧路江南高等学校)卒業後、釧路新聞に勤務。 1949年に同人雑誌「北海文学」に処女作『冬の雨』を発表し、以後も同誌を中心に短編・長編を発表〔。1954年「新潮」同人雑誌賞に『サビタの記憶』で応募、最終候補に残って伊藤整らの高い評価を得る。翌年から「北海文学」誌上に長編『挽歌』を連載。1956年に出版されベストセラーとなり、映画化されるなど大きな反響を呼んだ。『挽歌』は翻訳され、海外数ヶ国でも出版されている。また1991年には、『満月』が『満月 MR.MOONLIGHT』のタイトルで映画化されている。 競馬、将棋を趣味とし、それらについてのエッセイ集『はなれ駒あそび駒』もある。1998年の将棋王座戦の観戦記を執筆し、翌年、将棋ペンクラブ大賞(観戦記部門賞)を受賞。 『挽歌』と『蝋涙』(1999年)で2度女流文学賞を、『海霧』(2002年)で第37回吉川英治文学賞を受賞している〔。2003年、北海道文化賞受賞。 2009年10月20日、肺炎のため札幌市内の病院で逝去。〔。 人気作家となった後も、北海道在住のまま執筆活動を続けていたことでも知られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「原田康子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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