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原田直次郎[はらだ なおじろう] thumb 原田 直次郎(はらだ なおじろう、1863年10月12日(文久3年8月30日) - 1899年(明治32年)12月26日)は、洋画家。父は兵学者の原田一道、兄は地質学者の原田豊吉。兄の遺児で、のちに元老西園寺公望の秘書となる原田熊雄を引き取っていた〔1909年7月11日、学習院の学生であった原田熊雄は、直次郎の遺作展を開きたいとして森鴎外を訪ねた。かつて東京美術学校で教職に従事していた鴎外が同校教授黒田清輝を発起人に巻き込み、同年11月28日(日曜日)、同校の校友会倶楽部で「原田直次郎没後十周年記念遺作展覧会」が開催された。また2か月後、全出品作23点の写真と同時代人の回想とを掲載した「原田先生記念帖」が刊行されており、それは明治美術史の貴重な資料となっている。新関、60-61、138-140頁。〕。また、森鴎外の小説『うたかたの記』の主人公、巨勢のモデルでもある。 == 生涯 ==
=== 生い立ち ===
1863年8月30日、幕府蕃書調所出役の原田一道と妻あいの次男として、江戸小石川の母の実家で誕生した。同年、遣欧使節に任命された池田長発に父が随行し(横浜鎖港談判使節団)、そのまま4年間留学した。開明的な父のもとで直次郎は、早くから外国語教育を受けており、1870年には大阪開成学校に入学してフランス語を学び、1873年には、神田の東京外国語学校(旧外語)フランス語科に入学した。1881年に外国語学校を卒業し、8月に大久保さだと結婚した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「原田直次郎」の詳細全文を読む
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