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参照カウント(さんしょうカウント、)は、ガベージコレクタの動作方法の一つ。 また、コピーオンライトの実装方法としても多用される。 == 処理の概要 == *すべてのオブジェクト(メモリ上におかれているデータの単位)に対して、参照カウントと呼ばれる整数値を付加しておく。これは、このオブジェクトへのポインタがシステム全体にいくつ存在しているかを数えるものである。 *オブジェクトへの参照が変化するたびにこの値は随時書き換わる。 *参照カウントが0になったものについては破棄が許される。 共有された単一のオブジェクトへの参照ではなく、独立したデータを擬似的に表現する場合は、下記の処理を追加する。 * オブジェクトのコピーが要求されても、実際にはコピーを行わず元のオブジェクトへの参照を返し、参照カウントに1加える。 * オブジェクトの変更が行われる場合は、以下の手順で行う * 参照カウントが1であればそのまま書き換える。 * 参照カウントが2以上であれば、元のオブジェクトをコピーして参照カウントが1の新オブジェクトを作成し、それを書き換える。元のオブジェクトの参照カウントは1減らす。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「参照カウント」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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