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民主党(みんしゅとう、)は、かつて存在した日本の政党。略称は民主、DPJ。 衆議院と参議院で自由民主党に次ぐ第2会派を形成していた。また、2009年から2012年にかけては第1会派となり政権を担当していた。2016年に維新の党と合流し民進党に改称。 == 概要 == 1998年4月、院内会派「民主友愛太陽国民連合」(民友連)に参加していた旧民主党・民政党・新党友愛・民主改革連合が合流して結成された。法規上では、1998年に旧民主党が各党を吸収したという形をとっており、1996年結成の旧民主党が存続ということになっている。2003年9月に小沢一郎率いる自由党が合流(民由合併)したが、2012年7月に小沢は民主党を除籍され、支持する議員とともに新党「国民の生活が第一」を立ち上げた。 結党時には保守中道を掲げる旧民政党系と中道左派を掲げる旧民主党系が対立した結果、党の基本理念を「民主中道」とすることで落ち着いた〔結成決まった新「民主党」 選挙対応より、まず理念の一致 読売新聞・東京(朝刊) 1998年3月13日(19面) 〕。 保守・中道右派を自認する自民党に対して、主に海外メディアからはリベラル・中道左派の政党と位置付けられる。しかし、結党の経緯により主に自民党の流れを汲む保守本流・保守左派の議員や旧民社党系の反共色の強い議員も一定多数存在しており、更に後の民由合併により保守派の議員を多く抱え込んだため、左派政党と位置付けられることに否定的な党員や支持者も存在する。なお、2001年に党内左派より「中道左派という概念から社会主義インターナショナルに加盟すべき」という提案がなされたこともあるが、当時の代表である鳩山由紀夫は「左派というのは民主党のコンセンサスではない」と反対し、頓挫した経緯がある〔『朝日新聞』 2001年8月7日〕。 国際組織の民主主義者連盟に加盟している。 自民党は1955年の結党以来、国政選挙の選挙区の公認候補の当選を47都道府県全てで経験しているが、民主党は1998年の結党以来、いまだ福井県・島根県・宮崎県の3県で国政候補の当選を果たせていない。 キャッチコピーは「生活起点。」「地域起点。〔「生活起点。」「地域起点。」で日本の再生を 民主党〕」「直球勝負。」。かつては海江田万里が考案した「暮らしを守る力になる。〔民主党スペシャルサイト声! 〕」「生活者起点」「再び、地域から」、小沢一郎が考案した「国民の生活が第一。〔2012年7月11日に結党した新党名にもなった〕」、岡田克也が考案した「日本を、あきらめない。」や、「政権交代。」「公約実行。」、菅直人が考案した「元気な日本を復活させる。」、野田が考案した「ひとつひとつ、乗り越えていく。」「今と未来への責任。」を使用していた。 2016年に維新の党と合併することが決まり、3月14日に新党名を民進党とし、27日に結党することが発表された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「民主党 (日本 1998-2016)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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