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双葉双一 : ウィキペディア日本語版
双葉双一[ふたば そういち]
双葉 双一(ふたば そういち)は、日本の歌手。東京在住。
== 略歴 ==
宮城県東松島市生まれ。幼少より詩作をする。長渕剛に憧れ、中学時代よりギターを始める。高校進学後は上級生のビジュアル系バンドで一時期エレキギターを担当していた。シューゲイザーに興味を持ち、バンドメンバーを3年間探し続けるも徒労に終わる。同時に大江健三郎ドストエフスキーを読みその作品の節に曲をつけたりする中で、友部正人ベストセレクションを聴き、フォークミュージックにも関心を向ける。
大学進学のため上洛。老舗ライブハウス拾得で毎週開かれる飛び入りライブデーに参加し、15分の持ち時間の中で、主に高田渡加川良遠藤賢司の曲をレパートリーとしていた。同期出演者に野村麻紀等がいる。
やがて拾得のマスターに認められ、京都のロックバンド騒音寺等と共演するようになる。尚この時期、オリジナル作品はまだ少なかった。
20世紀最後の大晦日の夜、拾得の年越しライブへ出演。この時、持ち時間を守らなかったため(一説では出演の許可さえ下りていなかった)以後出演禁止となる。
しかし、この夜の彼のステージを目撃していたマスターの息子であるsunzriverが、東京のプロダクションに話を持ちかけ、デビューのきっかけを作った。
2001年、1stアルバム「双葉双一に気をつけて」でデビュー。以後、2002年、「春と乙女」、2003年、「ママレードパイのかわいい食事」をコンスタントに発表するも、2004年、「涙の小鳥」を最後に、突発性難聴及び強迫神経症等による弊害のため5年間の活動休止を余儀なくされる。
2009年、「手に捧げる歌」により活動再開。同アルバム収録曲「イン・ザ・ナイト・マイ・フェスティバル」は11分に及ぶ自伝的大作である。
2012年、「現代の神話Ⅰ~modern mystics volume1」、同年12月、Dr.kyOnプロデュースによる「R離棟からの手紙」と、これまでに7枚のフルアルバムを発表している。
京都のボブ・ディランと呼ばれることもある。
映画ドント・ルック・バックでボブ・ディランが電球を持ち歩いたことをまね、高校時代の彼は自転車のサイドミラーを持ち歩いたという。
またこれまで、共犯幻想、続・共犯幻想、人生ゲーム等のバンドを結成したが、いずれも短命に終わっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「双葉双一」の詳細全文を読む



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