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反射望遠レンズ
反射望遠レンズ(''Reflex lens'' )またはカタディオプトリック式レンズ(''Catadioptric lens'' )はレンズと鏡を組み合わせた反射屈折光学系を使った望遠レンズである。カタディオプトリックは ''Catoptric''(「反射光学の」) と ''Dioptric''(「屈折光学の」)の合成語である。像を作る役割を果たすのは主に凹面鏡であり、レンズは球面収差の補正などをする〔『新・ニコンの世界第9版』p.261〕。ミラーレンズと呼ばれることもある。 == 特徴 ==
光学系はメーカーによりマクストフカセグレン式、ルマックカセグレン式など方式に差がある。外観はシュミットカセグレン式望遠鏡に似ている〔『天文アマチュアのための望遠鏡光学・屈折編』pp.235-257「カタディオプトリック系」〕。 全長が焦点距離の半分以下になるため小型軽量にできる〔〔『新・ニコンの世界第9版』pp.82-83。〕〔『新・ニコンの世界第9版』pp.84-85〕。手持ち撮影も可能〔、色収差が非常に小さい〔〔〔のでカラー撮影でも色にじみがなく〔〔赤外線撮影でもピント修正が不要〔〔、安価に製造できる〔〔、同程度の焦点距離を持つ他のレンズとの比較で最短撮影距離が短い〔という利点がある。 欠点としては、絞りを入れられないため光量調節がシャッタースピードかNDフィルターによることになる〔、ボケが特徴的なリング状になる〔〔〔『ニコン党入門』p.80。〕ため違和感を感じる事がある等である〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「反射望遠レンズ」の詳細全文を読む
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