翻訳と辞書
Words near each other
・ 反復配列
・ 反復関数
・ 反復関数系
・ 反心
・ 反応
・ 反応、応答、返答
・ 反応うつ病
・ 反応ゲーム2つに1つ
・ 反応不活性錯体
・ 反応中心
反応中間体
・ 反応体
・ 反応係数
・ 反応促進剤
・ 反応兵器
・ 反応分子数
・ 反応動力学
・ 反応原系
・ 反応名
・ 反応器


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

反応中間体 : ウィキペディア日本語版
反応中間体[はんのうちゅうかんたい]
反応中間体(はんのうちゅうかんたい)、略して中間体とは、化学反応の過程で、反応物(あるいは前段階の中間体)から反応によって生成し、またさらに反応して最終生成物を与える分子実体のことである。
ほとんどの化学反応は複数の素反応からなる多段階反応であり、(最終生成物が生成する最後の段階を除いた)それぞれの素反応の生成物が反応中間体である。
例えば、次のような架空の反応を考えてみる。
:A + B \to C + D
そして、この反応が次のような素反応からなっていたとする。
:A + B \to X
*
:X
* \to C + D
このとき、X
*が反応中間体である。
== 定義 ==
IUPACのゴールドブックでは〔IUPAC Goldbook definition of intermediate 〕、反応中間体(reaction intermediate)を、「分子振動より寿命が長く、反応物によって(直接・間接を問わず)化学反応で生成して、またさらに反応して(直接・間接を問わず)最終生成物を与える分子実体原子イオン分子…)」と定義している。
この定義より、反応中間体は寿命が分子振動程度の遷移状態とは区別され、また、温度から得られるエネルギーである''RT''(気体定数×絶対温度)より深いポテンシャルの極小を持つこともわかる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「反応中間体」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.