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反応兵器(はんのうへいき)ないし反応弾(はんのうだん)とは、SF小説、漫画、アニメなどにおける核兵器もしくはそれと同等以上の威力を持つ兵器の呼称。 「核兵器」という名称は、特に日本ではあまり歓迎されない響きがあり、とりわけ低学年層も視聴対象に含むテレビアニメでは回避される傾向がある。しかし、未来を舞台としたSFアニメの世界において核兵器が存在しないことは不自然である。そのため、代替として核反応 (nuclear reaction) から反応兵器という名称を用いることがある。 また、核兵器のような放射能を有しないという特性を持つ設定の場合もある。これは、放射能の描写があると設定が複雑になり、主人公など人間を防護するための装備がビジュアル的に好ましくないという問題を解決するためでもある。これの一変形として、純粋水爆であるという設定がなされることもある。 なお、原子炉も反応兵器と同様に「反応炉」と呼称されることがある。 == 実例 == ; 『マクロス』シリーズ : 従来型の核兵器に異星人のオーバー・テクノロジーを導入して開発した決戦兵器として登場する。その他、反応炉や反応エンジンもある。詳細は反応兵器(反応弾)を参照。元々は「核兵器」が放送禁止用語になるという噂が放映前に流れ、それに対応するために言い換えた用語。 ; 佐藤大輔の架空戦記諸作品 : 広義には核兵器の言い換え。現実世界での「ABC兵器」「NBC兵器」に対応する言葉として「CBR兵器」も登場する。狭義には原子爆弾を「反応弾」、水素爆弾を「融合弾」と呼び分ける。 ; 『宇宙の騎士テッカマンブレード』シリーズ : 核兵器以上の破壊力があるが、テッカマンに対してはまったく効果がない。また物語後半には反物質素粒子フェルミオンを使用したミサイルが登場するが、設定上それすらもテッカマンの前には効果がない。 ; 『ゼノギアス』 : 戦争で一般に使われている。 ; 『ストラトス・フォー』シリーズ : 地球への彗星や隕石を迎撃するため、反応弾を搭載したミサイル「トライデント」が使われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「反応兵器」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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