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取り木[とりき] 取り木(とりき)とは、植物の人工的繁殖方法の1つ。茎の途中から根を出させ、そこで切り取ることで新たな株を得る方法である。
== 概要 == 主として木の枝を対象とする。先端からある程度下の位置で樹皮を一回り切除して、その部分を乾燥しないようにミズゴケなどで巻いて不定根を発生させる。普通、樹皮を剥いだ部分の上側から根がでるので、その直下で切る。 この方法は、例えば挿し木のように新個体とする部分を切り取らないから、失敗して枯れてしまう可能性が低い。また挿し木では差し穂をかなり小さく切りつめなければならないのに対して、この方法では上側も下側も枝と葉を広げた姿で残るので、分けた直後からそれぞれよく育った形である。下側からは側枝が伸びてくるので枝が増えて観葉植物などでは挿し木よりも都合がよい。 ただし一度に数を増やすには不向きである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「取り木」の詳細全文を読む
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