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叡山電鉄900系電車[えいざんでんてつ900けいでんしゃ]
叡山電鉄900系電車(えいざんでんてつ900けいでんしゃ)は、1997年(平成9年)と1998年(平成10年)にそれぞれ2両1編成、合計4両が武庫川車両工業で製造された叡山電鉄の電車である。「紅葉を観るために乗りに来ていただく車両」をコンセプトに外観、内装がコーディネートされ、鉄道に詳しくない観光客にも親しまれる様、きららの愛称がつけられた。鉄道による旅の楽しさを追求した車両であることなどが評価され、1998年度の鉄道友の会ローレル賞を受賞している。
== 概要 ==
1997年(平成9年)6月に予定された京都市営地下鉄烏丸線の国際会館駅延伸により、通勤、通学定期券客が大量に烏丸線に移行することが予想される中〔、対策として沿線外から鞍馬、貴船などの沿線観光地に観光客を呼び込む電車として構想された〔。「紅葉を観るために乗りに来ていただく車両」をコンセプトに外観、内装を近畿車輛デザイン室が取りまとめ、武庫川車両工業が製造を担当している〔〔〔。数種の外観デザイン案を検討ののち、眺望を重視し、平面ガラスを多用したデザインが採用された〔。2編成で外観塗装色が異なり、901 - 902号車の編成は上半分メイプルレッド、903 - 904号車の編成は上半分メイプルオレンジ、両者下部はベージュで塗り分け部分にゴールドの帯が巻かれた〔〔。鉄道に詳しくない観光客にも親しまれる様、ガラスを多用した車体が水晶のようにきらめくことなどからきららの愛称がつけられた〔。通常は叡山本線宝ヶ池以北には乗り入れず、鞍馬線系統の出町柳駅 - 鞍馬駅間で運用されている〔が、行楽シーズンの臨時列車などとして叡山本線八瀬比叡山口駅に乗り入れることもある〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「叡山電鉄900系電車」の詳細全文を読む
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