翻訳と辞書
Words near each other
・ 口唇舞踏病
・ 口唇裂
・ 口唇角
・ 口唇鉤
・ 口唇閉鎖不全
・ 口唇麻痺研究会
・ 口唱歌
・ 口問い
・ 口喧しい
・ 口喧嘩
口噛みの酒
・ 口噛み酒
・ 口器
・ 口回し
・ 口囲
・ 口囲湿疹
・ 口囲皮膚炎
・ 口囲蒼白
・ 口固め
・ 口堅い


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

口噛みの酒 : ウィキペディア日本語版
口噛み酒[くちかみさけ]
口噛み酒(くちかみさけ)は、などの穀物木の実などを口に入れて噛み、それを吐き出して溜めたものを放置して造るのこと。真臘では女性が醸すことから「美人酒」と呼ばれていた〔。また、人為的に造る酒の発祥は口噛み酒であるという説がある。
日本列島への渡来時期や製法、文化を考えると、同じく米を原料としている日本酒の原形とはなり得ないと考えられている〔。
== 製法 ==
デンプンを持つ食物を口に入れて噛むことで、唾液中のアミラーゼがデンプンを糖化させる。それを吐き出して溜めておくと、野生酵母発酵してアルコールを生成する。これが口噛み酒である。
原料は生のまま口に入れて噛む製法の他には、原料を煮炊きしたり、原料を酸敗させた後で口に入れて噛む製法がある。原料を煮炊きすることで糖化しやすくなる〔。この製法は、台湾高砂族で用いられていた〔。また、原料を酸敗させることで乳酸による酸性下での発酵となるため、雑菌の繁殖を抑えることができる〔。これはラテンアメリカチチャなどの製法である〔。
溜めたものに水を加えて発酵を促進させる場合もある〔。これは中国醸造酒の影響を受けたものである〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「口噛み酒」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.