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古代山城[こだいさんじょう]
古代山城(こだいさんじょう)は、九州地方北部・瀬戸内海周辺にあった古代日本の山城の総称。 == 概要 == 飛鳥時代から奈良時代頃に、対朝鮮・中国の情勢に応じて西日本各地の山に築造された防衛施設の総称である。従来、文献に見える山城は「朝鮮式山城(ちょうせんしきやまじろ(さんじょう))」、見えない山城は「神籠石式山城(こうごいししき-、神籠石系山城)」と呼び分けられてきたが、近年の発掘調査により両者の違いが必ずしも明確でなくなりつつあり、これらをして「古代山城」と総称される傾向にある。 文献に見える城は12ヶ所(狭義の朝鮮式山城11ヶ所と中国式山城1ヶ所)、見えない城は16ヶ所(神籠石式山城)あり、合計28ヶ所を数える。これらは基本的に山1つを防御施設としたもので、山の頂上付近を土塁・石塁で区画しており、大規模なもので区画の外郭線は数キロメートルを測る。これらの山城は古代に役目を終え、一部の城跡では中世に山城や寺社などが設置され現在に至っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「古代山城」の詳細全文を読む
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