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古典四重奏団(こてんしじゅうそうだん、イタリア語でQuartetto Classico)は、日本の弦楽四重奏団。独立して活動する弦楽四重奏団としては日本で最も実績を重ねている団体の一つ。 1986年に東京芸術大学および同学大学院の卒業生によって結成される。レパートリーは、J.S.バッハのフーガの技法に始まり、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ドヴォルザークからバルトーク、ショスタコーヴィチ、ペルトなどの現代にまで至る60曲以上を数え、その全てを暗譜で演奏することが特筆される。ライブ演奏では調弦を滅多に行わないことも特徴的である。19世紀以前の作品は古楽器を用いて上演・録音を行うこともあり、モダン楽器による場合でも古楽的な作品解釈を基本としている。CDの解説文の中では、自らの特徴を「暗譜」「並び方(向かって左から第1ヴァイオリン・チェロ・ヴィオラ・第2ヴァイオリン)」「ヴィブラート(意識してコントロールし、ノンヴィブラートも効果的に用いる)」である、と冗談交じりに述べている。 CD録音は既に10枚を数え、2004年には文化庁芸術祭大賞、2013年東燃ゼネラル音楽賞洋楽部門・奨励賞を受賞。 == メンバー == *川原千真(かわはら ちま) :第1ヴァイオリン *花崎淳生(はなざき あつみ) :第2ヴァイオリン *三輪真樹(みわ まき) :ヴィオラ *田崎瑞博(たさき みずひろ):チェロ メンバーは、ENSEMBLE BWV2001 などで古楽器奏者としての活動も行なっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「古典四重奏団」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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