翻訳と辞書
Words near each other
・ 古典場理論
・ 古典学
・ 古典学者
・ 古典幾何学
・ 古典式つづり (オック語)
・ 古典散乱
・ 古典文学
・ 古典文献学
・ 古典新星
・ 古典新訳
古典日本語
・ 古典時代
・ 古典期
・ 古典期ラテン語
・ 古典植物
・ 古典楽器
・ 古典様式による36のアリア
・ 古典様式による36の歌曲集
・ 古典派
・ 古典派の二分法


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

古典日本語 : ウィキペディア日本語版
中古日本語[ちゅうこにほんご]

中古日本語(ちゅうこにほんご)とは、上代日本語中世日本語の間に位置する、日本語の発展における一段階である。平安時代中期に用いられた。日本語の文語体の基礎となる言葉遣いである。
平安時代の初期(10世紀)に日本語を記したものは漢文・変体漢文と訓点資料(漢文訓読を記号・文字で記した資料)・古辞書を除いて残存資料に乏しく、実態ははっきりしない。一方平安時代末期(11世紀末ころ〜12世紀)には中期とは異なる現象が現れ始め、「院政期」と呼ばれる。院政期は後の鎌倉時代と似た特徴を持ち、「院政鎌倉時代」と一括して考えることがある。従って「中古日本語」という時は平安時代の中期を中心に、初期も含めるが、院政期を除いて考えるのが一般的である。そして院政期は「中古」に対して「中世前期」と呼ばれる。
== 背景 ==
上古日本語は漢字を借用し日本語を写していた (万葉仮名) 。平安時代には遣唐使が廃止され、服装も独自の変化を遂げるような国風文化のもとで、表記の面でも万葉仮名からひらがなカタカナという表音文字へと変化した。漢字も残し活かしたこの発展は日本語の表記を簡略・豊潤にし、文学の新時代を現出し、『竹取物語』、『伊勢物語』、『土佐日記』などの古典を生み出した。更に仮名交じりによる新たな文体も生み出されるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中古日本語」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Early Middle Japanese 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.