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古庫裏婆 : ウィキペディア日本語版
古庫裏婆[こくりばばあ]

古庫裏婆(こくりばばあ)は、鳥山石燕による江戸時代妖怪画集『今昔百鬼拾遺』にある老婆姿の日本の妖怪。
== 概要 ==
『今昔百鬼拾遺』の解説文によれば、「僧の妻を梵嫂(ぼんさう)といえるよし 輟耕録(てつこうろく)に見えたり」と前置きし、山中の古寺の住職の妻が寺の庫裏に住み着いていたが、住職が7代を過ぎる頃には、檀家が寺に供える食べ物や金銭を盗み取り、さらには墓地に葬られた屍を掘り起こし、皮をはいで死肉を喰らうようになり、三途の川にいるという奪衣婆よりも恐れられたとある。
『輟耕録』とは中国代の随筆の名であり、日本にも流布していたが書物だが、古庫裏婆のことは特に記されていない。石燕がこの妖怪画の元にしたのは『絵本花葛蘿』(明和元年刊)の老女の絵であり江戸当時の破戒僧を風刺した創作との指摘もなされている。また、「こくり」は鬼や恐ろしいものの喩えに用いられる「むくりこくり」の意を掛けるとの説もある
小説家・山田野理夫の著書『東北怪談の旅』では山形県の妖怪とされ、以下のような怪談がある。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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