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古河総合公園[こがそうごうこうえん]
古河総合公園(こがそうごうこうえん)は、茨城県古河市にある都市公園である。所在地は茨城県古河市鴻巣399-1。 ==概要==
設計監修は景観学者の中村良夫(東京工業大学名誉教授)。市民が集う現在の入会地・コモンズとして、また、「人間の歴史と自然の変遷がない交ぜになった有為転変の風景」を意識して、設計されている。中村はさらに、「パークマスター」制度を提案し、公園の維持管理だけでなく、イベントを企画・実施して、公園の顔となる役割を担うものとした。〔中村良夫 『湿地転生の記 風景学の挑戦』 岩波書店、2007年〕 面積は22.4ha(未整備部分を含めた計画面積は25.2ha)。公園内には、古河公方足利氏の御所跡(古河公方館跡)、徳源院跡、御所沼、民家園(旧飛田家住宅・旧中山家住宅)、芝生の広場(御所沼原等)、遊具広場、大賀ハスの蓮池、約2000本の花桃が植えられた桃林等がある。この桃林は、江戸時代に藩主土井利勝が桃の植樹を推奨したことに始まる「古河桃園」を再現したもので〔古河市史編さん委員会 編 『古河市史 民俗編』 古河市、697 頁、1983年〕、現在も毎年3月下旬から4月上旬にかけて「古河桃まつり」が開催されて、多数の観光客が訪れる。 2003年、ユネスコとギリシャが主催する「文化景観の保護と管理に関するメリナ・メルクーリ国際賞」を、日本で初めて受賞。 財団法人古河市地域振興公社によって管理運営されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「古河総合公園」の詳細全文を読む
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