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可移植性性器腫瘍[かいしょくせいせいきしゅよう]
可移植性性器腫瘍(;CTVT)とはイヌ科において発生する感染性の腫瘍である。可移植性性器肉腫、スティッカー肉腫とも呼ばれる。主として交尾により伝染され外性器に生じるが、まれに雄犬が外陰部をなめることにより鼻腔や口腔の粘膜に感染することがある。 ==症状== 雄犬は陰茎や包皮、雌犬の場合は膣や陰唇が冒されるが、まれに口や鼻が冒される場合がある。この腫瘍はカリフラワー状の外見をとることが多い。性器の場合、包皮からの出血性・化膿性の分泌物の排出や、まれに尿閉(尿道の閉塞)〔、疼痛、性欲の減退が認められる。口鼻が冒された場合は、瘻・鼻血など分泌物の排出や顔面の隆起、顎下リンパ節の腫れなどが認められる。 診断は細胞診により、腫瘍の進行を判断するために腹部および胸部のX線撮影を行う。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「可移植性性器腫瘍」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Canine transmissible venereal tumor 」があります。
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