|
可補束(英: Complemented lattice)とは、束論において、0 を最小元、1 を最大元とし、各元 ''x'' に補元 ''y'' が定義され、以下が成り立つ有界束をいう。 : and == 一意性 == 一般に元 ''x'' は1つ以上の補元を持つ。しかし、全ての ''x''、''y''、''z'' について以下の分配法則が成り立つ「分配束」については、 : 各元 ''x'' は最大でも1つしか補元を持たない。 この時、各元に対しその逆元を返す関数は順序を反転する対合になる。すなわち分配的な可補束は直交相補束でもある。 ブール代数は可補束であり、分配束であるため、逆元は必ず1つだけ存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「可補束」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|