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基準電極(きじゅんでんきょく、reference electrode)とは、電極電位の測定時に電位の基準点を与える電極のこと。 参照電極(さんしょうでんきょく)、照合電極(しょうごうでんきょく)ともいう。 電位の基準点を与えるという性質上、基準電極にはその電極電位の安定性と再現性が要求される。 すなわち、 *電極反応が可逆であり、電極電位がネルンストの式にしたがうこと。 *電極電位が測定中に変動をしないこと。 *電流が流れたとしても電極電位が大きく変動せず、電流が切れれば直ぐに元の電極電位に戻ること。 などが要求される。 本項では、一般的によく使用されている基準電極についても簡単に解説する。 ==標準水素電極== 標準水素電極(ひょうじゅんすいそでんきょく、standard hydrogen electrode、SHE)とは、水素ガスおよび水素イオンの活量が全て1である時の水素電極である〔IUPAC Gold Book - standard hydrogen electrode 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「基準電極」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Reference electrode 」があります。 スポンサード リンク
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