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可降水量[かこうすいりょう] 可降水量(かこうすいりょう)とは、地表のある面を基点としてその上空の大気を大きな鉛直の柱(大気柱)と考え、そこに含まれる水蒸気や雲がすべて凝結して地上に落下(降水)した時の降水量のこと。 大気の移動が全く無いと仮定すれば、これ以上の降水量は無いと考えられる値である。現実的にはこのようなことはない。実用的には、大気中の水の総量を表す数値の1つとして用いられる。単位は降水量と同じmm。 ラジオゾンデによって得られる気温や湿度などのデータを公式に当てはめ、テヒグラムやSkew-T log-P図あるいはコンピュータを用いて算出する。また、気象衛星や地球観測衛星の赤外線センサーによる観測からも、可降水量が推定できる。 == 外部リンク ==
*GPSによる可降水量分布推定 測位衛星による高精度測位技術の開発 *NOAA衛星データを用いた陸域の可降水量の見積もり 岩崎博之、群馬大学
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「可降水量」の詳細全文を読む
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