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台中不敬事件[たいちゅうふけいじけん] 台中不敬事件(たいちゅうふけいじけん)は、1928年(昭和3年)5月14日、台湾を訪問中の久邇宮邦彦王が朝鮮人趙明河に襲われた暗殺未遂事件である。 おりから台湾を訪問中の久邇宮邦彦王はこの日台中を巡視していたが、その沿道で趙明河が短刀を投げつけた。しかし短刀は邦彦王には当たらず暗殺は失敗、趙明河はその場で取り押さえられた。趙明河は台湾総督府の高等法院上告部において同年7月18日に刑法75条(対皇族危害罪)および殺人未遂の罪により死刑の宣告を受け、不敬事件は一審制のため即日刑が確定、同年10月10日に死刑を執行された。この事件で上山満之進 台湾総督、後藤文夫 総務長官、本山文平 警務局長、佐藤続 台中州知事が6月から7月にかけてこの事件の責任を取る形で辞任している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「台中不敬事件」の詳細全文を読む
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