|
台児庄区(たいじしょう-く)は中華人民共和国山東省棗庄市に位置する市轄区。繁体字表記は「台兒莊」。北京と上海を結ぶ鉄道幹線の京滬線(かつて津浦線と呼ばれた)上にあり、棗庄と結ぶ台棗支線と、濰坊と結ぶ台濰支線はここで分かれる。また大運河が町の背後に流れており水上交通でも便利である。 水陸の幹線が交わる位置関係から、清代には船舶の往来が多く「天下第一庄」と呼ばれる商業の町であったが、のみならず軍事上でも要地であった。日中戦争中の1938年春には津浦線の打通を目指して山東省から南下し徐州へ進んでいた日本軍は台児庄で国民党軍の頑強な抵抗にあい撤退を強いられた。徐州会戦の序盤におけるこの戦い(台児庄の戦い)は、中国では「台兒庄大捷」(台児庄の大勝利)とも呼ばれる。 町の主な観光地には、台児庄の戦いを記念する台児庄大戦紀念館、戦史陳列館、清真寺(イスラム教寺院)、李宗仁史料館、賀敬之文学館などがある。周囲は農村地帯であるが、現在は機械工業や繊維工業・食品工業のほか、石炭や石灰岩の採掘が盛ん。 == 行政区画 == *街道:運河街道 *鎮:張山子鎮、澗頭集鎮、馬蘭屯鎮、邳庄鎮、泥溝鎮 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「台児庄区」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tai'erzhuang District 」があります。 スポンサード リンク
|