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台湾地方自治聯盟[たいわんちほうじちれんめい] 台湾地方自治聯盟(たいわんちほうじちれんめい)は、日本統治下の台湾における台湾人による政治団体の一つで、1930年(昭和5年)8月17日、台中市において 台湾民衆党が分裂して誕生した、台湾の地方自治を要求することを単一の目的とする政治団体である。
== 成立までの背景-台湾文化協会・台湾民衆党との関係 == 蒋渭水により1921年(大正10年)10月17日に設立された台湾文化協会は、多くの足跡を残した。その一方で、あらゆる勢力を結集したことがあだとなり、また1921年の中国共産党の成立、1922年(大正11年)の日本共産党の成立に見られるような社会主義・共産主義の高揚や階級闘争の台頭という世界的な影響を受け、協会内の路線対立が激しくなった。そこで、右派の蒋渭水、蔡培火らは1927年7月に台湾最初の合法政党である台湾民衆党を結成した。しかし、台湾民衆党は、台湾文化協会ほどの勢いを得ることができなかった〔伊藤潔著「台湾‐四百年の歴史と展望」中公新書(1993年)112ページ〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「台湾地方自治聯盟」の詳細全文を読む
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