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台湾日日新報[たいわんいちにちしんぽう]
『台湾日日新報』(たいわんにちにちしんぽう)とは、日本統治下の台湾において1898年(明治31年)5月1日に創刊され、日本統治時代最大で、もっとも長続きした新聞である〔呉(2010年)150ページ〕。 == 前史 == 1896年(明治29年)に『台湾新報』が初代台湾総督樺山資紀と同郷(薩摩)の民間人により創刊された。創刊後僅か3週間で台湾総督府により官報として使用されるようになり、毎年4,800円の公的補助を受けるようになった。その後、『台湾日報』が第2代台湾総督の桂太郎の支援の下、桂と同郷(長州)の民間人により創刊された。総督府による年間25,000円の公的補助を受けるようになった。かくして台湾で二大政府系新聞が登場すると思われたが、両紙は既得権益を巡る対立に起因し、かつ両紙がそれぞれ薩摩系と長州系とみなされたことも加わり、激しい競争を開始した。政策面でも一方が賛成すれば、自動的にもう一方が反対する論調を繰り返し、両紙記者が市内で乱闘を行なうこともあった〔李(2014年)3ページ〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「台湾日日新報」の詳細全文を読む
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