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台湾第2原発 : ウィキペディア日本語版
台湾第二原子力発電所[たいわんだいにげんしりょくはつでんしょ]

台湾第二原子力発電所(たいわんだいにげんしりょくはつでんしょ、)とは台湾中華民国新北市万里区にある台湾電力が運営する原子力発電所である。地名をとって国聖(クオション)発電所とも呼ばれる。
==概略==
経済発展に伴い台湾第一原子力発電所に続き1975年台湾北部に着工された原子力発電所。台湾の他の原子力発電所と同様に二基が建設されている。
台湾第一原発と同様に原子炉がゼネラル・エレクトリック、発電機がウェスティングハウス・エレクトリックにより製造された沸騰水型原子炉。ただし、形式は異なっておりMarkIではない。台湾の中心都市台北市の北23Kmに位置しており、第一原子力発電所よりさらに大都市に近い。98.5万kw級の沸騰水型原子炉(BWR)二基を持ち、現在稼働中の台湾の原発の中で最も大きな規模を誇っている。使用済み燃料棒の貯蔵数も第一と第三原発の合計数に匹敵しており、台湾において最大である。
2012年3月に構造物を直接に基礎に据え付けるためのアンカーボルトのうち、7本が断裂するという重大な事故を引き起こしている。断裂したボルトの全ては現在もまだ交換されていない。
1993年7月排水口付近で背骨の曲がった魚が大量に見つかった。〔風媒社『台湾への原発輸出』(伊藤孝司 著) ISBN 978-4833154017〕 2005年前後も、排水口付近で背骨の曲がった奇形魚が確認され続けている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「台湾第二原子力発電所」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kuosheng Nuclear Power Plant 」があります。



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