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史大奈[し だいな] 史大奈(し だいな、生没年不詳)は、中国の唐の軍人。
==経歴== はじめ西突厥の特勒であった。処羅可汗とともに隋に入朝し、煬帝に仕えた。高句麗遠征に従軍し、功績により金紫光禄大夫の位を受けた。のちに楼煩で部衆を分領した。 617年、李淵が太原で起兵すると、史大奈はその部衆を引き連れて李淵の麾下に属した。隋将の桑顕和が飲馬泉で唐軍に抗戦すると、唐の諸軍が退却する中、史大奈は騎兵数百を率いて桑顕和の背後を攻撃し、これを破ると、唐軍の士気は高揚した。功績により光禄大夫の位を賜った。長安の平定に従い、賞賜として帛五千匹を受け、史姓を賜った。秦王李世民の下で薛挙・王世充・竇建徳・劉黒闥らと戦った。貞観初年、右武衛大将軍に累進し、豊州都督を検校し、竇国公に封ぜられ、食封三百戸を受けた。死後、輔国大将軍の位を贈られた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「史大奈」の詳細全文を読む
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