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史通(しつう)は、中国における歴史書であり、単なる記録にとどまらず、系統立った史学概論・史学理論を体系的に記した最初の書物である。 撰者は唐の劉知幾で、全20巻、成立は景龍4年(710年)である。 == 成立 == 劉知幾は、史官の地位にあって、史書の編纂について知見を備えていたが、それが世に入れられないのを憤慨して、歴史書編纂の大要を記したのが本書である。その論は、後述の六家の特徴、編年体、紀伝体、断代史の長所短所や、歴史官の制度や沿革および、唐代までの正史などに関する批評や、歴史編纂の形式論、史料に対する取り扱いにまで及んでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「史通」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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