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史部(ふひとべ)とは、古代日本において文書や記録の作成など文筆をもって奉仕した氏族。 史部には文筆をもって奉仕した氏族の人々を指す場合とその部民(史戸)を含めて指す場合があるため注意を必要とする。 史部は知られている限りにおいて70氏ほど存在が確認されているが、全て中国もしくは朝鮮半島からの渡来人系であり、そのうち70氏余りいた史部全体を統率した東漢氏は直、西文氏は首の姓を与えられた他は「史」の姓を与えられていた(「東西史部」)。 律令制の下においても専門家の子孫として子弟に対する大学寮への入学資格が優先的に与えられるなどの待遇を受けた。 == 参考文献 == *関晃「史部」(『国史大辞典 12』(吉川弘文館、1991年) ISBN 978-4-642-07721-7) *関晃「史部」(『日本史大事典 5』(平凡社、1993年) ISBN 978-4-582-13105-5) *荊木美行「史部」(『日本古代史大辞典』(大和書房、2006年) ISBN 978-4-479-84065-7) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「史部」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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