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フィンガー・ピッキング フィンガー・ピッキング(Finger picking)とは、ギターなどの撥弦楽器を、ピックなどを使わず、指先と爪を使って弾(はじ)き演奏する奏法〔ただし、英語圏ではその動作を指してフィンガー・ピッキングという事はあっても、その奏者の演奏スタイルを指す場合にはFinger styleと呼称する事の方が一般的である。〕。指弾き。ヴァイオリンやコントラバスを含むクラシック楽器に用いる場合はピッツィカート、もしくはピチカートと呼ぶ。 == 概要 == 主にクラシックギター、アコースティックギター、ウッドベースなどのアコースティック系の楽器で使用されるが、エレキギターなどでロックなど他の音楽ジャンルでも使用される。ただし、クラシック・ギターにおけるフィンガーピッキング奏法は厳密な取り決めが数多くあるのに対し、ロックやポピュラー音楽での奏法にはこれといった取り決めはほとんどなく、演奏者が独自に技法を開拓する場合がほとんどである。 また、ベースにおいては、アコースティックベース、エレキベース、音楽ジャンルを問わず、ピック奏法に加え、フィンガー・ピッキングが用いられる事が多い。スラッピングやタッピングなどの奏法に移行しやすいため、特にテクニカルなプレイを好むプレイヤーはフィンガー・ピッキングを好む傾向がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フィンガー・ピッキング」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fingerstyle guitar 」があります。
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