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右翼トロツキスト陰謀事件 : ウィキペディア日本語版 | 右翼トロツキスト陰謀事件[うよくとろつきすといんぼうじけん]
右翼トロツキスト陰謀事件(うよくトロツキストいんぼうじけん)は、ブハーリンたちを被告とする、1938年3月2日にモスクワで開かれた第三次モスクワ裁判の訴因とするために、スターリンとその秘密警察NKVDがでっちあげた「反ソ陰謀事件」。 == 陰謀の内容 ==
右翼トロツキスト・ブロックは、ドイツ・日本・ポーランドの手先である。セルゲイ・キーロフをはじめソビエト指導者を暗殺したのもすべて右翼トロツキスト・ブロックの仕業であった。そしてソ連経済が発展しないのもソ連人民生活が貧困しているのもすべては右翼トロツキスト・ブロックの反ソ陰謀のせいだったのである。しかもスターリン同志を殺害して権力を握った後、右翼トロツキスト・ブロックは反ソ国にソ連の領土を割譲するつもりであったのである。 そしてこの卑劣な右翼トロツキスト・ブロックの中心にいる者こそがブハーリン達である。当然この者たちは裁かねばならぬが、NKVD長官であるゲンリフ・ヤゴーダも協力していたことは見逃せない。NKVDが今日まで右翼トロツキスト・ブロックの反ソ陰謀を取り締まれなかったのは無能だったからではなく、長官がグルだったせいである。したがってこの者も同罪で裁かねばならない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「右翼トロツキスト陰謀事件」の詳細全文を読む
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