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叶 精作(かのう せいさく、本名:田村 精作(たむら せいさく)、男性、1949年1月26日 - )は、日本の漫画家、イラストレーター。新潟県新潟市出身。大阪芸術大学キャラクター造形学科客員教授。 == 経歴 == 鉄道好きで、SLの機関士(運転士)を夢見る少年時代を送っていた。新潟県立新潟工業高等学校卒業後、オイルシール業界ではトップクラスのNOK(株)の静岡工場で設計課に勤務していたが、型にはまったサラリーマン生活に懲り、友人を頼り東京の板橋に上京、さいとう・たかを率いるさいとう・プロダクションの求人に応募。幸運にも採用されたことがきっかけで初めて漫画の世界に踏み込み、4年間のアシスタント生活の後、さいとうプロを退職する。 その後、紆余曲折を経てスタジオ・シップ(現・小池書院)で小池一夫に師事し、1973年に小池の原作による「からあ怒」で連載デビュー。 『GORO』(小学館)で連載した『実験人形ダミー・オスカー』は当時の若者層に刺激を与えた話題作品である。『ビッグコミックオリジナル』誌で連載を開始した『魔物語』は、それまでの劇画調の絵柄からはガラリと一変して、マンガチックな絵柄に変えた叶の話題作であった。 やがてスタジオ・シップから独立し、1987年にスタジオ・アドバンスを設立する。コミックスを中心に創作しつつピンナップ・イラストやコンピュータ・グラフィックス、ゲーム作品のキャラクターデザインに挑戦するなど、積極的に活動する人気作家である。特にPhotoshopを駆使したCGイラストの完成度は非常に高く、ピンナップ作品集やクリエイター向けの雑誌に取り上げられる程である。 漫画原作者・小池一夫との共作が多いが、他に小堀洋、梶研吾、伊月慶悟との共作も多い。 『上ってなンボ!! 太一よ泣くな』は連載開始から20年以上続いた作品だが、このようにゴルフ専門雑誌で長期の漫画連載が続いた作品は他にない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「叶精作」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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