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司凍季 : ウィキペディア日本語版
司凍季[つかさ とき]
司 凍季(つかさ とき、1958年 -)は、日本小説家推理作家大分県佐伯市出身。法政大学文学部日本文学科卒業。ペンネームの名付け親は島田荘司
1991年島田荘司の推薦により『からくり人形は五度笑う』で小説家デビュー。
== 経歴 ==
高校時代に横溝正史松本清張の作品に親しむ。
同時にプロレタリア文学に傾倒し、大学では文芸評論家の小田切秀雄に師事。
太宰治と共産主義について研究、20歳の頃一人で津軽を旅し、太宰の生家「斜陽館」に泊まる。
卒論は「佐多稲子論」。
大学卒業後、図書館司書や営業職に就く。
東西ミステリーベスト100』で紹介されていた島田荘司に興味を持ち、彼の作品をすべて読破する。1989年、当時発売されたばかりの『奇想、天を動かす』を読み、編集部宛てに「作者の身に危険はないのか」といった手紙を出したことがきっかけとなり島田荘司と知り合い『網走発遙かなり』(講談社文庫版)の解説を執筆する。
1991年に『からくり人形は五度笑う』で小説家デビュー。1998年に『学園街の「幽霊(ゴースト)」殺人事件』を発表したのを最後に、ミステリー界から距離を置くようになる。
2013年11月、15年振りとなる小説『椰子の血――フィリピン・ダバオへ渡った日本人移民の栄華と落陽 』を発表する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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