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司 凍季(つかさ とき、1958年 -)は、日本の小説家・推理作家。大分県佐伯市出身。法政大学文学部日本文学科卒業。ペンネームの名付け親は島田荘司。 1991年、島田荘司の推薦により『からくり人形は五度笑う』で小説家デビュー。 == 経歴 == 高校時代に横溝正史や松本清張の作品に親しむ。 同時にプロレタリア文学に傾倒し、大学では文芸評論家の小田切秀雄に師事。 太宰治と共産主義について研究、20歳の頃一人で津軽を旅し、太宰の生家「斜陽館」に泊まる。 卒論は「佐多稲子論」。 大学卒業後、図書館司書や営業職に就く。 『東西ミステリーベスト100』で紹介されていた島田荘司に興味を持ち、彼の作品をすべて読破する。1989年、当時発売されたばかりの『奇想、天を動かす』を読み、編集部宛てに「作者の身に危険はないのか」といった手紙を出したことがきっかけとなり島田荘司と知り合い『網走発遙かなり』(講談社文庫版)の解説を執筆する。 1991年に『からくり人形は五度笑う』で小説家デビュー。1998年に『学園街の「幽霊(ゴースト)」殺人事件』を発表したのを最後に、ミステリー界から距離を置くようになる。 2013年11月、15年振りとなる小説『椰子の血――フィリピン・ダバオへ渡った日本人移民の栄華と落陽 』を発表する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「司凍季」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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