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司太夫(つかさ・たゆう)、本名・中川幸永(なかがわ ゆきえ)は嶋原太夫。京都市山科区出身。かつては祇園甲部で舞妓、『奈見子』(なみこ)という芸名で在籍していた。長女は太夫、タレントの葵太夫(朱伽(あやか))〔産経新聞 2014年11月26日号〕〔芸妓の“頂点”太夫がデビュー 「本物の遊び」感じてほしい 京都・島原 〕。 幼少の頃から日本舞踊、茶道、華道、箏等を習い、中学卒業後、祇園甲部の屋形(置屋)に入り修業の後、16歳で舞妓になる。 年季が明けた後、嶋原の屋形でお茶屋である『輪違屋』の当主に「太夫の一人が辞めてしまう、太夫になってみないか」と声をかけられ、23歳で太夫となり『司太夫』と名乗る。 現在、本業の傍らテレビ、ラジオ、講演会などに出演。2001年には新聞『こったい』(嶋原では太夫のことをこう呼んでいる)を創刊し、当初は一部の読者に配られていたが口コミにより、全国に広まった。同年12月に嶋原の年中行事で12年間途絶えていた『餅つき』を再興させた。 2009年10月、自身の店「こったいの店 司」を開く。 2014年公開映画「舞妓はレディ」に京言葉・所作指導で参加。2015年現在は、輪違屋より独立し、屋形「末廣屋」の女将をもつとめる。 == 文献等 == *リクルートワークス編集部『おもてなしの源流 日本の伝統にサービスの本質を探る』英治出版、2007年12月25日、ISBN 4862760333 (第3講「花街」にインタビュー掲載) *連載「司の花街物語」(朝日新聞週刊情報紙「あいあいAI京都」2005年4月6日号~2007年3月28日号に掲載) そのほか雑誌・タウン誌等の連載・記事。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「司太夫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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