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司法院(しほういん)は中華民国(台湾)の最高司法機関。現在は院長と副院長を含む15名の大法官により構成されている。院長は、賴浩敏である。副院長は蘇永欽。 最終司法判断を下す機関としては、日本の最高裁判所に相当する最高法院や最高行政法院がある。そのため、司法院は形式上、司法行政機関としての性格が強い。 == 大法官 == 大法官は総統が推挙し、立法院が承認する。大法官の任期は8年である。ただし、2003年(民国92年)に任命された8名の大法官(現任院長と辞任した副院長を含む)に限り任期は4年である。再任はされない。 大法官に必要な資格は、以下の通りである。 # 10年以上、最高法院法官を務めた者で、かつ優秀なもの。 # 9年以上、立法委員を務めた者で、かつ特別な貢献を果たしたもの。 # 10年以上、大学の主要な法律科目を担当し、専門著作がある者。 # 国際司法裁判所裁判官の経験者、もしくは公法学や比較法学の権威である者。 # 法律を研究し、豊富な政治経験を持つもの。 しかし、実際には曖昧な規定が多く、実質的な意味がないとの批判も有る。ちなみに、現任大法官にはドイツ留学経験者が多く、アメリカや日本留学経験者がそれに次ぐ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「司法院」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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