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各務元正[かがみ もとまさ]
各務 元正(かがみ もとまさ)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。斎藤氏、後に森氏の家臣。 各務氏の家譜によれば、清和源氏義光流武田氏3代源清光の4男、加賀美遠光を始祖とする加賀美氏の後裔である。いつからか美濃国へと移り住み、遠光から8代下った加賀美正光の代に神託を受け名字を「各務」に改めたという。また、同じ美濃に山県氏流の各務氏も存在する。 == 生涯 ==
=== 斎藤家家臣時代 === 天文11年(1542年)、各務盛正の子として美濃に生まれる。元正の母は土岐頼芸の妹にあたる人物で、各務氏は土岐家中でもそれなりの立場にあったと推測されるが、元正が家督を継ぐ頃には土岐氏は没落、斎藤道三が美濃の支配者となっており各務氏も斎藤氏の家臣として取り込まれる事となる。 永禄3年7月15日(1560年8月16日)早朝、領地問題で遺恨のあった各務右京亮の屋敷に単身押し入り右京亮を殺し、取り押さえようとした家人数人も斬殺して逃走。後日この件の下手人であると露見したため蟄居処分を受ける。永禄10年(1567年)、斎藤氏が滅亡すると織田信長に仕えていた森可成の家臣近松新五左衛門の仲介で森家に仕官。この時、名乗りを勘次郎から清右衛門と改めた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「各務元正」の詳細全文を読む
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