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各願寺[かくがんじ]
各願寺(かくがんじ)は、富山県富山市婦中町長沢の婦中ふるさと自然公園内にある真言宗の寺院。本尊は薬師如来。山号は北叡山。 == 歴史 == 寺伝によれば、大宝元年(701年)、文武天皇の第7皇子である自信院仏性が法相宗の寺院として創建したと伝える。付近に王塚、勅使塚等からなる5世紀頃の古墳(羽根山古墳群)があることから、付近の有力者が支援したとする説もある。 その後平安時代初期、最澄が訪れて天台宗に改宗。当寺で2体の仏像を造立し、1体を延暦寺に納めたと伝えられる。以降、北の叡山として繁栄し、一時期は伽藍数が3,000を超えたという。 南北朝時代、越中国司の中院定清と共に守護の井上俊清(普門利清)に反逆して衰亡した。江戸時代に至って真言宗の寺院として復興し、歴代の富山藩藩主が観桜に訪れている。
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