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合従連衡[がっしょうれんこう] 合従連衡(がっしょうれんこう)は、中国の戦国時代の戦略のひとつ。転じて、状況に応じて各勢力が結び、また離れるさまを示す故事成語となった。 ==概要== 春秋戦国時代、戦国七雄のうち強大になりつつあった秦と、周辺六ヶ国(韓、魏、趙、燕、楚、斉)の外交政策として、縦横家によって考えられた。 当初、六国は相互に結び、協力して秦の圧力を防ごうとした(合従)。秦は個別に同盟関係をもちかけて連合を分断し(連衡)、合従策を封じ、最終的に各国はすべて秦によって亡ぼされ、秦による天下統一が実現することとなった。 現代の国際関係論に当てはめれば、合従は「バランシング」、連衡は「バンドワゴニング」と全く同じものである〔吉田亮太『春秋戦国政治外交史』三恵社、2014年、P88-101〕。
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