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吉備津彦神社の御田植祭 : ウィキペディア日本語版 | 吉備津彦神社の御田植祭[きびつひこじんじゃのおたうえさい] 吉備津彦神社の御田植祭(きびつひこじんじゃのおたうえさい)は、岡山県岡山市一宮の吉備津彦神社で催される御田植祭である。1964年(昭和39年)に岡山県の無形民俗文化財に指定され、1979年(昭和54年)に国の選択無形民俗文化財に選ばれた。 == 内容 == 1日目夜の「御斗代神事」と翌日の「御幡神事」からなり、元々は旧暦の6月27日・28日に行われたが、現在は8月2日・3日に行われる。 8月2日午後の厄神祭の後、本殿祭で地元小学生の早乙女による田舞が奉納され、その後夜の10時に「御斗代神事」が行われる。神前に供えられた御苗を御羽車に遷し2列の行列を整えて出発、拝殿から正面大鳥居へ向かい、鶴島亀島の棚では神官が3本の御苗を神田に見立てた神池に植え、神饌を供え祝詞をあげ「御斗代神事」は終了する。 翌8月3日午前、前日と同じく本殿祭で田舞が奉納され本殿での神事終了後、氏子が高さ5メートルあまりの竹棹に「御幡」十数本を掲げて、午後4時行列を組んで神社の南の一宮公民館を出発、行列は表参道に出て大鳥居をくぐり随神門から拝殿に進む。「御幡」は待っていた参詣者によって倒され、「御幡」に付けられている扇子の争奪が始まる。その扇子を田に立てて置けば、虫が付かず豊作になるという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉備津彦神社の御田植祭」の詳細全文を読む
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