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吉原家住宅
吉原家住宅(よしはらけじゅうたく)は、広島県尾道市の向島にある古民家。国の重要文化財。日曜・祝日のみ一般公開。 向島の豪農であった吉原家の住宅〔。建物自体は吉原家が所有し、吉原家を守る会が管理する。吉原家が所有する祈祷札などから建築年は寛永12年(1635年)と推定されており〔、建築時期が確定している民家としては日本で3番目の古さ、そのうち農家(庄屋)住宅としては日本最古。 == 沿革 == 吉原家の開祖は中原(藤原)親能と言われ、文明年間(1469年から1486年)向島に移り向東町の吉原城を拠点とし、江戸時代に帰農そして向島西村の庄屋となり、現在の当主で39代目となる〔。寛永11年(1634年)焼失したため、翌寛永12年(1635年)に建てられたのがこの母屋になる〔。 文化財指定は、昭和46年(1971年)県の重要文化財指定、平成3年(1991年)主屋・納屋・鎮守社・宅地などが国重文に、平成9年(1997年)表長屋門が国の登録文化財に指定された。 平成11年(2001年)芸予地震(向島町では震度5)で部分損壊したため、平成12年(2002年)竣工から初めてとなる本格的な調査および補修工事が行われ、当初の形式に復元された〔。総事業費213,180千円、内訳は国・県・向島町(当時)の3者の補助金92.5%、残りは吉原家負担〔〔。施工は飛島建設〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉原家住宅」の詳細全文を読む
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