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吉原手引草 : ウィキペディア日本語版
吉原手引草[よしわらてびきぐさ]
吉原手引草』(よしわらてびきぐさ)は、松井今朝子による日本小説。第137回直木賞受賞作。
2007年3月、幻冬舎より刊行された。2009年4月、幻冬舎文庫として文庫化された。2011年4月15日、電子書籍版が幻冬舎より発売〔吉原手引草 | 株式会社 幻冬舎 〕。
== あらすじ ==
名妓と謳われた遊女葛城身請けも決まり、幸福の絶頂にいたはずの葛城が突然失踪する。
彼女の失踪の謎を突き止めるために、一人の男が当時の関係者たちに話を聞いて回る。
* 引手茶屋 桔梗屋内儀 お延の弁
* 舞鶴屋見世番 虎吉の弁
* 舞鶴屋番頭 源六の弁
* 舞鶴屋抱え番頭新造 袖菊の弁
* 伊丹屋繁斎の弁
* 信濃屋茂兵衛の弁
* 舞鶴屋遣手 お辰の弁
* 仙禽楼 舞鶴屋庄右衛門の弁
* 舞鶴屋床廻し 定七の弁
* 幇間 桜川阿善の弁
* 女芸者 大黒屋鶴次の弁
* 柳橋船宿 鶴清抱え船頭 富五郎の弁
* 指切り屋 お種の弁
* 女衒 地蔵の伝蔵の弁
* 小千谷縮問屋 西之屋甚四郎の弁
* 蔵前札差 田之倉屋平十郎の弁
* 詭弁 弄弁 嘘も方便
この男は最後に、『東海道中膝栗毛』が売れつつある十返舎一九であることが最後に明らかになるため、1802年頃の時代設定である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「吉原手引草」の詳細全文を読む



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