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吉川元春 : ウィキペディア日本語版
吉川元春[よしかわもとはる]

吉川 元春(きっかわ もとはる) / 毛利 元春(もうり もとはる)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将毛利元就の次男。母は吉川国経の娘・妙玖。同母の兄弟に兄の毛利隆元、弟の小早川隆景、その他異母の兄弟が多くいる。
父・元就によって藤原南家の流れを汲む安芸国の名門・吉川氏に養子として送り込まれ、家督を乗っ取る形で相続した。以後、毛利両川の一人として、弟の隆景と共に毛利家発展の基礎を築き上げ、主に山陰地方の司令官として貢献した。
== 生涯 ==

=== 幼少時 ===
享禄3年(1530年)、毛利元就の次男として安芸吉田郡山城で生まれる。
天文9年(1540年)、出雲国尼子晴久が侵攻した際に行なわれた吉田郡山城の戦いにおいて、元服前ながら父の反対を押し切って出陣し、見事に初陣を飾った。
天文12年(1543年)8月、兄・毛利隆元より偏諱(「元」の字)を受けて元春と名乗った(異説あり〔「元」の字は毛利氏通字であるため、特に隆元から賜ったわけではない可能性もある。〕)。天文16年(1547年)、自ら望んで熊谷信直の娘・新庄局と結婚する(後述)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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